La'cryma Christi
今は活動してないけれど、当時はヴィジュアル四天王にも名を連ねる
90年代を代表するヴィジュアル系バンド。
ボーカルはクセが強いから好みは分かれると思うけれど
La'cryma Christiの持ち味であるエスニックでオリエンタル、
アジアンテイスト漂う曲達に、抜けるハイトーンボイスがピッタリ。
そんな彼らの持ち味を遺憾無く発揮しているのが
メジャー1stアルバム“Sculpture of Time”
昔からよく聴いてるお気に入りのアルバムで
中学の時にハマって以来ずっと聴いてるのに
いまだに色褪せず、カッコイイ。
僕としては、La'cryma Christiの中で一番好きなアルバム。
メジャー2ndアルバム“Lhasa”は挑戦的で当たり外れが大きく、
メジャー3rdアルバム“magic theater”で昇華させた感じだけれど
オリエンタルな感じが薄れてきてロックに寄りすぎな感じがする。
ロックは好きだけど、La'cryma Christiならではの
“ラクリマっぽさ”みたいなのを突き詰めて欲しかったかな。
個人的には、メジャーで売れたシングル“With-you”や
“未來航路”のような甘々ラブソングでキャッチャーなやつより、
色でいうと紫色みたいな、初期の雰囲気が好き。
しかしなんていうか、今でも当たり前のように
聴いてるけれど、もう20年近く前の曲なんだと思うと年月を感じる。
万人受けでなくとも、こうして世界中の誰かの中に
何かを残せるというのは本当に素敵だと思う。
そんなわけで、La'cryma Christiの曲の中からシングル/アルバム問わず
選りすぐった僕のお気に入り曲ランキングは下記の通り。
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①Lhasa
La'cryma Christi - ZERO - "Lhasa" 12/15 - YouTube
②Sweet Suicide
La'cryma Christi - Sweet Suicide [LIVE] - YouTube
③偏西風
La'cryma Christi - 偏西風 - YouTube
④A.S.I.A
A.S.I.A - La'cryma Christi - YouTube
⑤Sanskrit Shower
La'cryma Christi - Sanskrit Shower (PV) - YouTube
⑥Poison Rain
La'cryma Christi - Poison Rain [LIVE] - YouTube
⑦Letters
La'cryma Christi - Letters - YouTube
⑧南国
La'Cryma Christi - 南国 - YouTube
⑨Fascism
La'cryma Christi - Fascism [LIVE] - YouTube
⑩With-you
La'cryma Christi - With-you - 10th Anniversary "DECADE" - YouTube
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では。
僕の音楽の源流
GLAY
L'Arc〜en〜Ciel
La'cryma Christi
MALICE MIZER
Laputa
DIR EN GREY
椎名林檎(東京事変)
シド
僕がアルバムを集めて聴き込んだアーティスト。
1、2曲だけ好きなアーティストは沢山いるけれど、
過去に遡ってまで音源を漁ったのはこの辺りだと思う。
一番音楽を聴いていたのはちょうど僕が中学生の時。
90年代後半。
・小室哲哉を筆頭に“音楽プロデューサー”がフューチャーされ小室ファミリーがランキングを席巻してミリオンヒットを連発。
・B'z、Mr.Children、GLAY等がバンドブームを牽引。
・X JAPANに続いて“ヴィジュアル系”というジャンルが確立。
・EAST END × YURIの登場で“ラップ”の認知度が上昇
・音楽バラエティ番組が乱立。
そんな時代。
1997年の年間オリコントップ10はこんな感じ。
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1 CAN YOU CELEBRATE?:安室奈美恵
2 硝子の少年:KinKi Kids
3 ひだまりの詩:Le Couple
4 FACE:globe
5 STEADY:SPEED
6 PRIDE:今井美樹
7 YOU ARE THE ONE:TK PRESENTS こねっと
8 Everything (It's you):Mr.Children
9 HOWEVER:GLAY
10 White Love:SPEED
オリコン 1997年TOP100
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多種多様なジャンルが入り乱れた華やかなランキングで
カウントダウン番組がとても楽しかったのを覚えてる。
その中でも僕の心を打ったのは“ヴィジュアル系”バンド。(シドは最近ですが)
見た目のインパクトもさる事ながら、
マイナーコードで切なくて陰鬱で妖艶。
変拍子やシンコペーションによるアプローチ。
色でいうと“紫色”のような雰囲気。
各バンドの様々な世界観。
上述の通り、聴き込んだアーティストは主にヴィジュアル系。
この世界観に魅せられ、のめり込んだ。
今でこそYouTubeやitunesで手軽に好きな音楽が聴けるけど
この頃音楽はまだラジオかテレビかCDで聴くものだった時代。
CDショップでジャンルから絞ってジャケ買いして様々なアーティストを
発掘し、周りと共有。
MVを見るために深夜の歌番組を録画。
余程欲しければビデオ買う、とか。
そう思うと今は本当に便利だなと思う反面、自分の感覚を信じて
ジャケ買いしたら見た目騙しだったりする楽しさがないのは
なんだから寂しいような気もしたりしなかったり。
そんな事をふと思い出したので、好きだった音楽について
これから暇を見つけて少しずつ思い出していこうかなと思ったりしてます。
では。